成人の行動変容にはいろいろな理論があります。
ここでは、行動変容のモデルとして有名な理論を
もとに、どのように行動を変えるのか考えてみます。
医学の世界でもっとも知られているのは、
TTM理論(Transtheoretical Model of Behavior Change)
でしょうか。
禁煙研究から導き出され、再現性が高く頻用される、
1983年にProchaskaによって提唱された理論です。
- Precontemplation(非関心期;半年以内に行動する気がない>>情報を与える時期)
- Contemplation(関心期;半年以内に行動する気がある>>動機づけ・具体的な計画を勧める時期)
- Preparation(準備期;1ヶ月以内に行動する気がある>>ベイビーステップで計画を設定)
- Action(実行期;行動開始後半年未満>>フィードバック、コミュニティー支援)
- Maintenance(維持期;行動変化後半年以上>>コミュニティー支援、再発防止策)
- Termination(行動変容が完成し再発しない)